闇桜 〜yozakura ~

ダークネスだったり、狂ってたり、私的な詩を書いております

2021年7月のブログ記事

  • 堕落

    軋む感情に囚われて鎖に繋がれ血は流れゆく 悴む心は感覚を失くし叫びも届かない奈落へ 沈む想いは遥か彼方へ忘れ去り手から零れゆく 白い雪の様に塵となり堕ちていく 冷たく降る雨が私の頬を濡らす 滲んだ血がどす黒くて塗れて 霞んで霧の様に見えなくなる 死んだ私を抱きしめて 夕闇に写る影が私を紅く染めて ... 続きをみる

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  • あの頃から僕の心は壊れていた あの日から僕の心に感情などなかった いつの間にか作る笑顔がひきつりだし いつの間にか苦しみが痛みに変わり いつの間にか辛さが諦めに変わり いつの間にか自分が大嫌いになった 自分を殺したくなった 誰も傷付けたくない 誰にも気付かれないように 平然を装ったそんなことしてた... 続きをみる

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  • 翼が欲しかった あの場所まで高く飛びたかった 空ばかり見上げる私 あの向こうには何がある 翼のない天使が微笑む 今の私はただの人間 無くした翼の代わりが欲しかった 私がこの世ですべきこと 見つける旅へと歩き出す きっとこの道の先に 私を待ってる物がある そこまで行くのは辛いだろう だけど私は見つけ... 続きをみる

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  • 世界

    いつもの公園いつもの街 輝く街灯も幸せそうな人達も この景色の中に僕の居場所はない どこへ行ってもそこは僕にとっては  すべてが怖くすべてが信じられない すべてが明るすぎてすべてが美しすぎて 何処をみてもなにをしても 僕には受け入れられなくて 逃げても逃げてもそこは現実だった 叫んでも叫んでも叫び... 続きをみる

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  • できること

    もしも、ぼくの心の奥の扉を開けたなら もしも心の世界に光が差し込むなら、ぼくは 今よりはぼくをつかめるのかな? この心の世界はぼくだけで、感情も人も感覚も無い ただ暗いだけの世界のこの景色が変わるなら ぼくは今よりはぼくらしく居られるのかな? まだこの世界から抜け出せずにただ怯えている ぼくが凄く... 続きをみる

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  • 蝋燭

    いつかは終わりを迎える運命 命はやがて朽ち果て滅びゆく この身に与えられた魂は 消えゆく蝋燭のように ゆっくり静かに消えてゆく

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  • 雨の水滴が静かに落ちた それは僕の心を潤してくれる 優しい言葉達だった 雨の水音が優しいメロディーを 刻み込んで僕を安らぎの眠りに 連れ込む音だった 雨を吸い込んだ僕の心は 冷たくて少し寒く感じた

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  • 失落

    あの頃から僕の心は壊れていた あの日から僕の心に感情はなかった いつの間にか作る笑顔さえ苦しく辛い いつの間にこんな苦しみを抱えていたの? 誰も傷付けたくない 誰にも気付かれないように 平然を装ったそんなことしてた毎日に慣れてしまった 辛いとき辛いと言えばいいのに 悲しい時は涙流していいのに涙を流... 続きをみる

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  • 孤独

    震えてる身体を手で押さえつけ 独りきり泣きながら 怖くて苦しくて どうしたら良いのか分からなくて ずっと独り切りで 傷付いて 傷付けられて ずっと我慢して ずっと押さえつけて 無理やり忘れようとして 何をしても楽しくなくて 誰かと居たいのに 誰かと話したいのに 周りには誰もいなくて 造り笑顔使って... 続きをみる

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  • モノクロ

    私の世界は白黒で 何をしても物足りなくて 何をしても綺麗に見えなくて どんな景色を見ても何も感じられなくて 何を食べても満足できない 私を満たすものなど一つもなくて どこへ行っても楽しくなくて 何をして良いのかすら解らなくて 何一つ出来ない私 毎日の日々は憂鬱で 独りになるのも辛くて 誰かといても... 続きをみる

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  • 終焉

    汚れた心は癒えることなどない 汚れたこの身を救うことなどできない 朽ち果てるだけの私 救いなど求める必要なんて無いと 全てを終わらせることが出来るのなら このまま終焉へ向かわせて 流れた涙を止める必要などない 滴り落ちる朱い血を拭うことなどない 腐りかけていく私 全てが終わりを向かえるなら 終息に... 続きをみる

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  • 白黒

    僕の世界はモノクロ そう白と黒 そのたった二色で彩られ つまらないことこのうえない 僕のやること全てが曖昧で 何を見ても満たされず 何を見ても綺麗に見えず 全てがそう モノクロにみえた 僕の世界に入り込めるのは 限られた人だけ その人達にさえ何も満たされず 色を付けることなど 誰にも出来ないくらい... 続きをみる

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  • 堕天使

    私の心の翼はボロボロで汚れている 片方の翼を失った私 傷付き飛ぶことができない 全てのものから瞳を背けていた私 一番の偽善者であり嘘つきだった 魂を汚しては悲しみを増やし 苦しみを抱えていっていた 色んなものを失ったていった私 堕天使と呼ばれる心 この汚れを消し去る方法が解らない もう一度あの空を... 続きをみる

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  • 明日

    たとえ明日がみえなくても 明日に向かってあるいてく 闇夜に光る星をみつめ 光を求めることを諦めて 全てを諦めかけた私に 光が差し込む日が来るならば 私はきっと変われる 明日がきっとその日だと信じて 明日に向かってあるくんだ 私が私になれるまで

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  • 大丈夫だから

    草原を吹き抜けてく風 揺れる草木が囁き合う音 優しい朝日に包まれて 柔らかな光が降り注ぐ 夜空を静かに流れてく星 光輝く星達を見つめ 優しく月が見守ってくれる 素直になれない自分に そっと言い聞かせてみる きっと大丈夫だから

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  • 居場所

    私のいるべき場所なんて無い 私がいて良い場所なんてない どこへ行ってもそこはただの場所であり 居場所ではない 私のいるべき世界ではない 私など必要とされない 独り呟く 私は何 居場所なんて きっとどこにもないのだろう

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  • 想像

    想像していた未来は儚く脆く 訪れることはない 音もなく消え去っていく現実に 背をむけたくなる ため息が痛い 想像していた夢は 叶わず 終わりを迎える 静寂に包まれ込み 喪失感だけが後には残る 震える身体を 独り抑えていた

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  • 心が流す涙を大丈夫ってごまかして 心が叫ぶ声を押し殺して笑顔でいても その表情が歪んでいく 応えなんて求めない けど答えて欲しい 心に一筋でも光を与えてくれるなら 心に1色でも色を付けてくれるなら 救いの手があるなんて思わない だけど救いを求める 強がった結果がこれさ 笑ってくれ

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