無
あの頃から僕の心は壊れていた
あの日から僕の心に感情などなかった
いつの間にか作る笑顔がひきつりだし
いつの間にか苦しみが痛みに変わり
いつの間にか辛さが諦めに変わり
いつの間にか自分が大嫌いになった
自分を殺したくなった
誰も傷付けたくない 誰にも気付かれないように
平然を装ったそんなことしてた毎日に慣れてしまった
辛いとき辛いと言えばいいのに
悲しい時は涙流していいのに涙を流せない自分が怖くなった
自分の生きてる意味さえ解らなくて
自分なんて居なくてもいいんだ
何も無い所へ行きたい
死という世界へと誘って
もう必要なものなんてあるのかさえ解らず
こんな自分が弱くて醜いなんて思わなかった
こんな自分なんて…