闇桜 〜yozakura ~

ダークネスだったり、狂ってたり、私的な詩を書いております

終焉

汚れた心は癒えることなどない


汚れたこの身を救うことなどできない


朽ち果てるだけの私


救いなど求める必要なんて無いと



全てを終わらせることが出来るのなら


このまま終焉へ向かわせて



流れた涙を止める必要などない



滴り落ちる朱い血を拭うことなどない



腐りかけていく私



全てが終わりを向かえるなら


終息に連れて行ってくれないか

白黒

僕の世界はモノクロ


そう白と黒


そのたった二色で彩られ


つまらないことこのうえない



僕のやること全てが曖昧で



何を見ても満たされず


何を見ても綺麗に見えず


全てがそう



モノクロにみえた



僕の世界に入り込めるのは


限られた人だけ



その人達にさえ何も満たされず



色を付けることなど


誰にも出来ないくらい


僕は心を扉の奥に押し込んで



鍵を掛けた



その鍵さえ


失してしまった



僕の傷は癒えないくらい



ボロボロのはずで



崩れてしまう



支えきれなくなるまで



心の底で助けを求める



きっと



僕は



素直じゃないと



心の底では気付いてる

堕天使

私の心の翼はボロボロで汚れている


片方の翼を失った私


傷付き飛ぶことができない


全てのものから瞳を背けていた私


一番の偽善者であり嘘つきだった


魂を汚しては悲しみを増やし


苦しみを抱えていっていた


色んなものを失ったていった私


堕天使と呼ばれる心


この汚れを消し去る方法が解らない



もう一度あの空を翔びたいと願った



さぁ前向いて全てを愛せ