闇桜 〜yozakura ~

ダークネスだったり、狂ってたり、私的な詩を書いております

できること


もしも、ぼくの心の奥の扉を開けたなら


もしも心の世界に光が差し込むなら、ぼくは



今よりはぼくをつかめるのかな?



この心の世界はぼくだけで、感情も人も感覚も無い



ただ暗いだけの世界のこの景色が変わるなら



ぼくは今よりはぼくらしく居られるのかな?



まだこの世界から抜け出せずにただ怯えている



ぼくが凄く変わってしまいそうで怖い



ぼくに残った感情は苦しみと悲しみと辛さだけで・・・



もしも一つだけ願いが叶うなら、もう少しだけ楽にさせて



そしてぼくの心を時間を止めて空白に変えて



もしもぼくが今よりも何かを出来るなら


なにが出来るだろう

蝋燭

いつかは終わりを迎える運命




命はやがて朽ち果て滅びゆく




この身に与えられた魂は




消えゆく蝋燭のように




ゆっくり静かに消えてゆく

雨の水滴が静かに落ちた




それは僕の心を潤してくれる




優しい言葉達だった



雨の水音が優しいメロディーを




刻み込んで僕を安らぎの眠りに




連れ込む音だった



雨を吸い込んだ僕の心は




冷たくて少し寒く感じた