闇桜 〜yozakura ~

ダークネスだったり、狂ってたり、私的な詩を書いております

あの頃から僕の心は壊れていた


あの日から僕の心に感情などなかった


いつの間にか作る笑顔がひきつりだし


いつの間にか苦しみが痛みに変わり


いつの間にか辛さが諦めに変わり


いつの間にか自分が大嫌いになった


自分を殺したくなった


誰も傷付けたくない 誰にも気付かれないように


平然を装ったそんなことしてた毎日に慣れてしまった


辛いとき辛いと言えばいいのに


悲しい時は涙流していいのに涙を流せない自分が怖くなった


自分の生きてる意味さえ解らなくて


自分なんて居なくてもいいんだ


何も無い所へ行きたい


死という世界へと誘って


もう必要なものなんてあるのかさえ解らず


こんな自分が弱くて醜いなんて思わなかった


こんな自分なんて…

翼が欲しかった


あの場所まで高く飛びたかった


空ばかり見上げる私


あの向こうには何がある


翼のない天使が微笑む


今の私はただの人間


無くした翼の代わりが欲しかった



私がこの世ですべきこと


見つける旅へと歩き出す


きっとこの道の先に


私を待ってる物がある


そこまで行くのは辛いだろう


だけど私は見つけるの


私が私になるために

世界

いつもの公園いつもの街


輝く街灯も幸せそうな人達も


この景色の中に僕の居場所はない


どこへ行ってもそこは僕にとっては 


すべてが怖くすべてが信じられない


すべてが明るすぎてすべてが美しすぎて


何処をみてもなにをしても


僕には受け入れられなくて


逃げても逃げてもそこは現実だった


叫んでも叫んでも叫びは誰にも届かない


僕はどこにいるの…